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盤渓山 妙福寺
盤渓山に登る時に歩く車道を登り詰めると、突き当りにあるお寺です。去年の暮頃、町内会で回ってくる資料に、年2回発行される「連町ニュース」というのがありました。その中の『地域の歴史探訪』に詳しくお寺の歴史が書かれていましたので、こちらに書いておきます。なかなかこのお寺に関する資料が見当たらないし、知らない人は心霊スポットとかいう人もいます。知っていると、怖いこともないんじゃないでしょうか(^-^)

以下の文章は、そのまま書き写したものです:

盤渓山“妙福寺”
日蓮宗 創立:昭和元年8月 住職:岩佐光隆師(三代目)

 盤渓道路から七曲の山坂道を歩くこと30~40分、標高450mの山間の木立に囲まれた場所に上記“盤渓山:妙福寺”があります。
 応対していただいた三代目 岩佐住職にお話を聞きました。当寺は開基一代目・二代目住職は尼さんで“盤渓の尼寺”としてスタート。昭和元年(83年前)創立:麓の盤渓市民も40戸程度であり、最初は檀家寺でなく、信者の参拝寺との由。参拝者は当時、市内より(交通手段なし)徒歩で幌見峠を越え、さらに盤渓山を登り参拝。片道でも半日をこす道程。現在は、参道も自動車道として整備され、周辺は四季を通じてレジャー・散策等のスポットとして親しまれています。

【建設の辛苦:大正14年~昭和元年】
 中ノ沢上流にある原木をいかにして山間地に搬入し製材して建設に役立てるか苦難の大事業です。
 建設現場から中ノ沢上流に至る林道を開削し、時には3mを超す積雪のある山道を地元、我満氏達4~5人の人力で原木を1本、1本綱で引き上げていく作業を何百回と繰り返したそうです。住職自ら、麓に通じる天嶮の悪路を畳、建具等を背負い先頭に立って夜、昼となく往復したそうです。

【寺宝 御霊石】
 初代住職が尼僧になる前(明治44年) 霊石を入手(豊平川より)
 取得された石を夕日にかざすと、光明が石を透過して赤々と燃え立つ中に、あたかも僧侶の合掌して立つ毅然たる姿が墨絵の如く浮き出して見えたとのこと。創立以来、これを【御霊石】として奉り毎年5月29日と9月29日は御霊石を開示して参拝する「大祭」を催しています。

【法龍水】
 龍は古来から水の神、雨の神として信仰されてきました。二代目住職が交霊のなかから告げられた寺内の地から湧出した霊水。冷泉を“法龍水”と銘名し、信者・地域の人々も病の快癒をもたらしたとの。当住職は「この水は薬ではありません、飲まれる方々のお気持ちですから」とおっしゃいます。盤渓の山は定山渓から続く地層のため、温泉の成分が湧水にふくまれているとのこと。さらに盤渓一帯は薬草の宝庫とも見られ、それらの成分が水質に影響をもたらしているのではとのこと。


2009.10.24撮影
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左の門に「妙福寺」、右の門に「盤渓山」の文字。奥の山が盤渓山です。
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お堂の看板は「盤渓山」の文字です。
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機会があったら写真を撮ってきて載せますね。
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by mrkgen | 2009-01-11 23:00 | あちこち | Comments(4)
Commented by 後藤哲男 at 2012-07-07 20:26 x
日蓮宗の檀家です。現在65歳になりましたが、幼少の頃に祖父母に連れられて一日がかりで「盤渓のお寺」にお参りに行ったのを思い出します。確か・・・あの頃も、白い犬が迎えてくれたような気がします。
Commented by mrkgen at 2012-07-09 10:31 x
◆後藤様
私も母から盤渓のお寺のことを聞いておりましたが、妙福寺とは知りませんでした。このお寺の歴史を知り、母が話していたお寺が、この妙福寺と分かり、とてもビックリしました。

写真に写っている犬は私の愛犬です。以前は妙福寺にも犬がいたのですが、現在はいません。お寺の方が私の犬を見て、犬は侵入禁止ですと言われてしまいました(=_=)
大祭の時にでも、一度お参りしてみようと思いつつ、そのままになっています。後藤様も、懐かしく訪れてみてはいかがでしょうか。

Commented by 後藤哲男 at 2012-09-29 21:07 x
09/30(日) 当家の菩提寺が妙福寺とご縁があって、このたびお参りすることになりました。
Commented by mrkgen at 2012-09-30 09:08 x
◆後藤様
今日!ですね。お参りに行かれるとのこと、懐かしさに胸がいっぱいでしょうか。29日が大祭ですね。今日もお祭りしているのかしら。