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雪崩ビーコン
ウィキペディアより:
積雪時における登山や山スキーなど、雪崩に遭遇する危険のある場合に携行する小型の機器であり、電波の発射及び受信が可能である。「アバランチトランシーバー(Avalanche transceiver)」とも呼ばれる。同行者が雪崩に巻き込まれ雪の中に埋没してしまった場合、埋没した人が携行しているビーコンから発射される電波を救助者のビーコンで受信することにより、埋没した人の位置を探索することができる。
雪崩ビーコン_c0048117_945171.jpg

右の黒いホルダーの中に入れ、サスペンダーでしっかり身につけてから、ヤッケを着ます。雪に埋もれた人を探す時は、受信状態にして矢印の方向へ進みながら探索します。電池は、新品で300時間もったはずだったな。もう一度、取説よく読まなくちゃ(>_<)

冬山昨シーズンに、購入して使っています。先日の上ホロカメットク山の雪崩遭難でも、ビーコンを装備してないメンバーがいたそうです。冗談で、遺体捜査で早く発見してもらう為にも、身に着けていたほうがいいよなんていう方もいます。ビーコンはお互い様の装備なんです。山に入るときは全員が発信状態にして山に入ります。もし何かで誰かが雪に埋もれた時、残りの全員が受信状態にして、埋もれた仲間を探すことになるのです。なので、一緒に山に入るときは、一人だけ持っていても、意味があまりありません。そんなことを、一昨年の雪崩講習会で勉強して、山に入るときは必ず身に着けるようにしています。

ビーコンでの探索は技術的な訓練が必要です。機器の取り扱いを慌てず確実に出来るように、練習する必要があるのです。初心者の私は、雪崩が起きそうな斜面に入ることはないのですが、雪崩が起きない斜面はないともいえるし、仲間と行動する以上は必要な装備といえます。ちなみに冬山の三種の神器は、ビーコン・スコップ・ゾンデ棒(雪の中の人間を探す為の棒)です。ゾンデ棒は持っていません。使い方がとても難しいらしいです。春に発見された遺体に、ゾンデ棒で突かれたと思われる跡がついているのもあるそうです。これから冬山シーズンに入ります。今回の事故は、運が悪かったともいえます。なんとなく嫌だなと思ったときは、すぐ引き返す勇気が必要ですね。残された方々の気持を思うと、本当にいたたまれない気持でいっぱいです。
雪崩ビーコン_c0048117_11355310.jpg

by mrkgen | 2007-11-25 10:05 | 山の勉強 | Comments(4)
Commented by リキ母 at 2007-11-27 11:03 x
ジェイ君の手
家のオッポとそっくり、指も爪も少し短めで可愛い!!
でもオッポの肉球の周りの毛は伸び放題(--:
ジェイ君は綺麗に手入れされてますね。

カミホロカメットクの雪崩事件では知り合いの方が憔悴した様子で何度も報道されていて気の毒でした。
ある程度不可抗力な面もあるとは思いますが
あのように山のエキスパートの方達にもおこりうるという点では絶対安全という山登りは無い!!という自然界からの警告のような気がしました。


Commented by miyagi at 2007-11-27 11:16 x
mrkgenさん☆冬山って危険と隣り合わせなんだね。こういう機器をみると嫌でもそれを実感してしまう。
冒険好きなmrkさん、いつも十分な備えで山をenioyシミソーレー!
Commented by mrkgen at 2007-11-28 12:48 x
◆miyagiさん
そうですね、。確かに他のスポーツよりは、危険性の高い遊びと言えるかも知れません。でも、どんな遊びも、なにがしかの危険性があるんじゃないかな。危なくならないように勉強し技術を習得するのも、大きな楽しみでもあります。初心者は、とても臆病です。冒険はしないので、遭遇する危険度も低いと言えるけど、無知で危険度が高くならないようにします!
Commented by mrkgen at 2007-11-28 12:50 x
◆リキ母さん、レスが前後してごめんなさい<(_ _)>
ウプッ(^◇^) オッポ君とそっくりなんですね!なんだか、とーっても嬉しいです♪ 指が短くコロンとした足は、子供時代にいっぱい走って運動してるからなんだと思います。札幌ドッグスクールさんに感謝です。オッポ君もいっぱいボン君と遊んでるからだね。
夏の間は、毛はカットしてないんですよ。アスファルトの道を歩いているせいかもね。オッポ君は野原を駆け回っているから、毛がチビないんだわ。冬は、マメにカットしてます。だって、肉球の香りを楽しむ時、鼻に入って邪魔になるから(爆)

カミホロ、何度かお話したことある方が亡くなられました。よく山行を一緒にする方は、後ろの方で助かりました。今回の雪崩は、まれに見る規模だったようですね。でも、三段山のHPを見ると、危険情報が流れていた区域でもあったようです。運もあるしね。でも、危険を運や天に任せていてはいけないんだわ。今回のことを教訓に、二度とこんなことを起こさないように、肝に銘じましょうね。