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漁川・820m右股沢、その3(最終)
右岸林道の降り口からは、去年も歩いているので余裕かなと思ったけど、そうでもなかった(^_^;) 標高820mの二股で、右股へ進みます。右股の方が水量が多いような気がしましたよ。ここからはオッキーさん以外は、みんな初めてのコースです。岩が大きくなり、斜度もきつくなり、なかなかです。(10:09)
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そして右股の核心の滝が見えてきましたよ。ヒョエー!!!です。(10:15)
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側に行くほどに高度感と水流の激しさに、畏怖を感じます。水しぶきも飛んでくる!う~~~ん、見ているだけで十分です。でも、オッキーさんは、登る楽しさを知っているので、なんとか登らせたいと思っています。Aちゃんとママは、登らないと決めました。私もビビッてますよ。沢ベテランのH氏が偵察に先行し、オッキーさんも途中まで登って行きました。中間地点で打ち合わせ中のベテラン二人です。(10:31)
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とりあえず必死こいて登りました(-"-) オイちゃんが後から登ってくれるので、足の安定しない所は、オイちゃんに下からサポートしてもらい、なんとか中間地点まで登りましたよ。ここから上が、すごい水流です。登らなきゃ良かったと思いましたが、もう自力では降りれません(+_+) 上に偵察に行ったH氏はあの水流をフリーで登って行きました!信じられない。H氏が上からロープを出してくれたので、それを頼りにテンションかけまくりでした。上に着いてから、オイちゃんとオッキーさんが登るムービーを撮りましたが、二人ともテンションかけずに登ってますね。ロープはイザという時の為の安全確保なのですが、私は初めっからロープを頼らずして登ることは出来ませんでした。水流の中に足を置けなかった。でも、二人の登りを見て勉強しましたよ。
***ムービーは12日の記事に張り付けてます(^-^)***

ムービーを撮った地点から上は、普通の沢です。木々を避けながら登っていたのですが、顔にかかる枝に、ふと気がつくとコンタクトを紛失です。水流に流れたようです。H氏が、今日はココまでにしましょうと言ってくれたので、たぶん標高1000mあたりで折り返しです。11時ちょうどくらい。下でAちゃんとママも待っているしね。ホッ♪ 下から心配そうに見上げているママ。(11:10)
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この滝を降りるんです(@_@) H氏とオッキーさんとが、確保の段取りをして、まずオッキーさんが懸垂下降で降りて行きます。(11:11)
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懸垂下降、ロープが濡れているのでエイト環の滑りが悪い。滝の飛沫を浴びながら、メチャクチャ緊張しましたが、下からオッキーさんが見てくれているので、なんか安心でした。オイちゃんもスルスルと。そして最後はH氏です。所作全てが、なんかベテランだわ♪(11:33)
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滝を登った4名は無事に、ママとAちゃんが待っている地点に到着です。シャワークライミングで濡れた体は寒い。熱いコーヒーを飲み一休みです。あとは林道まで気をつけて降ります。足も疲れているので、滑って転ばないようゆっくり降りました。巻ける所は巻き道を使います。もうすぐ林道です。(12:18) 
この花は? ハクセンナズナ(白鮮薺/アブラナ科)
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林道降り口に12時半過ぎに到着です。あとは10分ほど車デポ地点まで、山道を歩いて終わりです。入渓地点の駐車場所までは、一台の車に6名乗車でした(^_^.) オッキーリーダーの沢は、濃かったです。あの怖かった滝も、終ってみれば最高の楽しさでした。そしてオイちゃんの、さりげない能力にまたしてもやられたし、若いときから沢大好きだったH氏の、底知れない力が頼もしかったです。みなさん、またご一緒してくださいね!
by mrkgen | 2009-07-13 22:49 | 沢登/montana | Comments(8)
Commented by オッキー at 2009-07-14 23:15 x
7月とは言え、寒かったですね~!みんな、楽しかった!って言ってくれてよかった~\(^o^)/また、行きましょ!今度は足の付かないへつりとか??
Commented by mrkgen at 2009-07-15 11:49 x
◆オッキーさん
いやいや、やんかさんもオッキーさんも凄いわ!
沢歩きは慣れと言いますが、あの滝の水流も慣れかもね。
場数を踏まないと、ダメですね。あの水流を見た途端、頭が白くなりました。オイちゃんは、さすが落ち着いていたなぁ~、。
ヘっへっへっつりですか!?!壁仲間らしい提案ですね(^_-)
よろしくご指導お願いいたしやす。泳ぐ準備をして楽しみにしています。
Commented by marbo at 2009-07-15 23:50 x
830m右股のどのへんまで行ったのでしょうか?
この右股F1を過ぎてから、15mクラスの登れる滝が二つ出てくるんだよね。
私は2007年9月に、この830m右股と、640m右股を遡行しているんだけど、そちらも楽しかったよ。

参考に私のBlogのチェックしてみて。

830m右股→△△star.ap.teacup.com/onnenupuri/169.html
640m右股→△△star.ap.teacup.com/onnenupuri/176.html
(△△の所に、http:// をつけてね)
Commented by いっち級長 at 2009-07-16 01:51 x
スイレンで会えずにチョッと残念!
出足調子悪く、オイちゃんに“重いね”って言われちゃいました。(見たかったでしょ?!)でっスイレンの話じゃなくて・・・

私は沢は殆どやりませんが、marikkaさんのいつもながらの綺麗な写真と、ほのぼの文章で、沢の楽しさが伝わってきて、チョッとカジってみようかなぁ~なんて・・・・。

コンタクト、残念でしたね!(お見舞い)
本当は涙で流しちゃたんじゃないのかなぁ?(独り言)




Commented by mrkgen at 2009-07-16 12:19 x
◆marboさん
ブログ見てきました!この右股沢、行く前にアチコチ検索したけど、marboさんのブログは見つけられなかった。知らないで行ったのが良かったのかも。水の量が半端じゃなかったですよ。渇水期と増水期の違いって感じですわ。私たちは、この滝を越して10分も歩かないで戻りました。リーダーのオッキーさんが言ってたのっぺりした岩滝、marboさんのとこで確認しました(^_-)
640mからの右股にも行ってるのね。はじめ、右股ってこの沢だと思っていたんですよ。奥の沼が気になりますね!ぜひ、疑問を探検してきてくださいな!ほんで、marboさんのブログをはじめから読んでいます。私が沢を始めたのは去年からなので、それまで、marboさんのブログは、雲の上だったんだよね。今にして、じっくり読ませてもらってますわ!
Commented by mrkgen at 2009-07-16 12:25 x
◆いっちP組級長さん
昨日は体が重かったのね(ウフッ) 
沢は面白いですよ。去年から、この年で始めれたんだから、級長なら楽々でしょう!夏にシャワークライミングは堪らんぞう!

コンタクト、怖くてビービー泣いてたから、涙で流れたって?! 
級長、見てたっしょ!
Commented by marbo at 2009-07-17 12:15 x
私のBlogは記憶を感だけで書いているので、それほど参考にはなりませんよ。
それにBlogをはじめる前の記録は何処にも出てきませんから山行数としたら、ほんのちょっとの記録でしかありません。
ただ、何処を探しても出てこないってのが偶にあるので、見つけられた人にはラッキーだったりします。

凄い人が、「marboさんの記録を見て、○○登ってきました。」って言われたら、それはそれでけっこう嬉しいですよね。
Commented by mrkgen at 2009-07-17 18:55
◆marboさん
上級者が何気なく簡単そうに書いているのと、初心者がすごい厳しいと書いているのと、同じところでも違う感想です。それは+アルファで読まないとだまされるよね!そういう意味で参考にならないかも(爆)
以前の記録を見ていますが、今さらにして凄いって言うのが分かった!
前は、何が凄いんだかも分かっていませんでしたからね。皆様の凄さが、理解できるようになっただけでも進歩だじぇい!(^^)!